大切に履いていたけれどトラブルが…
そんな時、どうすればいいのでしょうか?
今回はそんなブーツのトラブルに対する対応のお話です。
ブーツのトラブルには、カビ、臭い、型崩れが多い悩みだと思います。
まず、ブーツにカビが生えた場合の対処法です。
全体にカビが生えてしまった場合は、不要な布やブラシで表面についたカビの胞子を除去し、ウォーリー・シューデオを少量布に取ったもので表面を拭きます。
その後、ウォーリー・シューデオを40センチ以上離して全体にスプレーします。
そして、風通しのよい日陰で5〜7日保管します。
その後、死滅したカビ菌をさらに除去するために、M.モゥブレィ・サドルソープでクリーニングし、乾燥した後に乳化製クリームを塗り、通常のお手入れをして完了です。
次は臭い対策です。臭いは、足回りの雑菌が繁殖することが原因。
足は1日にコップ1杯ほどの汗をかくのだそうです。
そして、ブーツの中は湿度96%と熱帯雨林並みの湿度。
これじゃ、臭いがするのは当たり前ですね。
悪臭の元となる雑菌を増やさないようにするには、毎日続けて靴を履かないこと。
お気に入りのブーツ、毎日履きたい気持ちは分かりますが、そうすると脱いだときには大変なことに!
数足を履き回して、使ったブーツはすぐにしまうのではなく、風通しの良いところで干してしっかり乾燥させることが大事なのだそうです。
毎日のお手入れとしては、まず消臭スプレーをかけて、靴専用の乾燥剤を入れておくこと。
脱臭・抗菌効果のある中敷が入ったブーツもありますが、その場合、出して乾燥させておくことを忘れずに。
型崩れの防止の方法としては、ブーツキーパーを使うことですね。
テレビで見たものには、中に入れるだけでなく、ちょうちょのような形のクリップで、ブーツを伸ばしたままはさんで留めておけるというものもありました。
靴屋さんには可愛いキーパーが売っているので、見てみるといいですね。